バカルディ・スペリオール
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今回は超有名ホワイトラム、『バカルディ・スペリオール』を紹介します。
概要
バカルディ・ラムは1862年に創業者であるドン・ファクンド・バカルディによって作られました。
ドン・ファクンド・バカルディはスペインからキューバへ移住。
その後当時キューバで増えつつあった中産階級の人々をターゲットにラム酒の製造をはじめます。
※中産階級とは資本家と労働者の中間に位置する人たちのこと
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中産階級の細かな説明はウィキペディアでどうぞ
当時の中産階級の人々は洗練された味覚をもっていたようで、ドン・ファクンド・バカルディはその味覚をを満たすことができるラムを作りました。
有名なコウモリマークについて
『コウモリのラム』として広くしられていますが実はこのマークになった背景には理由がありました。
その理由とは
- 蒸留所の屋根裏にコウモリが群生していた
- スペインでは『健康・富・家族の団結』をあらわすシンボルだった
- 19世紀のキューバは識字率が低く、多くの人にバカルディのラムを認識してもらえず印象的なマークが必要だった
このようなことからコウモリマークが採用されました。
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そうだったんだ!
そんな歴史あるラム酒なので蒸留されるラム原酒にも独自の製法、原料が使用されています。
独自のイースト菌を使用
独自の天然イースト菌は(Le Levadura BACARDI)と呼ぼれていてバカルディ社の秘伝となっている。
発酵のもう一つの原料であるモラセスとは、サトウキビが原料の砂糖を精製するときに得ることができるミネラルやビタミンを含む副産物のことです。
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秘伝のイースト菌スゲェェェ、、
蒸留方法の使い分け
バカルディでは異なる蒸留方法で2種類のラム原酒を製造しています。
蒸留過程はこんな感じです。
- 発酵液を1回蒸留個性の強い原酒を製造
- 発酵液を5回蒸留してクリアな原酒製造
- できた2種類の原酒をバランスよくブレンド
このように熟成前のラム原酒の蒸留方法もバカルディ社独自の製法となっています。
スペリオールの特徴
バカルディ・スペリオールはホワイトラムで、トロピカルな美味しさを出すために2つの特徴があります。
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ホワイトラムではあるが1年~1年半アメリカンオーク樽で熟成されている。
特徴②
チャコールフィルタリングが施されている。
チャコールフィルタード
チャコールフィルタードとはお酒を濾過することで、濾過は活性炭を使って行われます。
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味わいを変化させる?
味わいの変化は濾過するお酒の種類によって異なります。
ブラウンスピリッツの場合
ブラウンスピリッツでこの工程をするのはバーボンが有名です。
バーボンでのチャコールフィルタードは主に熟成後のお酒をまろやかな味わいにするために使われます。
ホワイトスピリッツの場合
ホワイトスピリッツでこの工程をするのはウォッカが有名です。
ウォッカは雑味がなくクリアでピュアである必要があるので、クリアな味わいにするためにチャコールフィルタードが使用されます。
商品ステータス
飲んでみた感想
テイスティングノートに関しては全て自分の感じたことをそのまま載せています!
何事もそうですが人によって感じ方が違うのは当然のことです。
参考程度で見て頂ければと思っています!
『読者の方でこんなテイスティングノートもあるよ!』みたいなものがありましたらお問い合わせフォームにてお知らせください!
香り
ホワイトラムらしくサトウキビのような甘い香りがじんわりとする
味
ほとんど癖はなくクリアな味わい
若干の甘みを感じることができる
アフター
余韻はほとんどなくかなりクリアでスッキリしている
おすすめの飲み方
ラムコーク
定番の飲み方ラムコークは飲み方の中でも1、2位をあらそうなみやすさです。
作り方
- ロンググラスにたっぷりの氷をいれる
- スペリオールを30〜45ml注いでステア(※濃いめは45ml)
- コーラを注いで完成
ちなみにお酒を入れる時にライムを絞り入れるとキューバ・リブレと呼ばれる有名なカクテルになります。
スペリオールでつくるキューバ・リブレもすごくオススメなので、ラムコークに飽きてきたらライムを用意してお試しあれ。
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フレッシュライムがいいよ!
ラムトニック
ラムトニックはラムの香りを感じながらもスッキリ飲むことができる飲み方です。
スッキリしていてしっかりとお酒間も感じることができるので、甘いのが苦手な方やお酒好きな人はこの飲み方がおすすめです。
作り方
- ロンググラスにたっぷりと氷を入れる
- スペリオールを30〜45ml注いでステア
- トニックウォーターを注いで完成
作り方も簡単で、材料も揃えやすいので気軽に作れるところもいいですね。
モヒート
スペリオールといえばモヒートのイメージが強いですよね。
バカルディからもおすすめされてる飲み方で、バーでも良くモヒートを作る時はこのラムが使われています。
- ロンググラスに砂糖もしくはシンプルシロップを入れる
- ライム6分の1カットを2〜4カケいれる
- ミントの葉を茎から外し軽く叩いてからいれる
- クラッシュアイスを満タンまでいれる
- スペリオールを30〜45ml注ぐ
- 炭酸水をグラスに対して9割ほど注ぎ良くかき混ぜる
- 氷の量が減ると思うので山盛りになるようにクラッシュアイスを追加する
- 最後にストローをさして完成
作り方
クラッシュアイスじゃなく普通の氷でも問題なしですが夏に飲むならキンキンに冷えるクラッシュアイスがおすすめです。
普通の氷をジップロックに入れてタオルで絡んで棒で叩くとクラッシュアイスを簡単に作ることができます。
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夏はモヒートがいいかも!
まとめ
今回は超有名ホワイトラム、『バカルディ・スペリオール』の紹介でした。
ホワイトラムということでクセがなく飲み方も多様性があるので、初心者でも最後まで楽しむことができそうなボトルでした。
価格帯も1000円台と安価なラムなので気軽に買えて常備しておけるところもこのラムのいいところだと思います。
バカルディのラムには今回紹介したスペリオール以外にゴールドラムのオロ、ダークラムのネグラなどがあるので是非そちらの記事もご覧ください。
コメント
ホワイトスピリッツらしくクセがなくほのかにサトウキビ由来の味わいや香りを感じることができるお酒でした。
主張がほとんどないので色々な種類の割剤と合わせることができる万能さもあり初心者にはおすすめできそうなボトルでした。