集中力をつけよう【3章】
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あなたは集中力がありますか?今回は集中状態の極限状態『フロー体験』についてご紹介します!
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皆様こんにちは!
漫画やアニメ世界では『ゾーンに入る』、『全集中』など集中力を極限まで高める技術がありますが、実はそれと似たような状態が現実にもあります。
今回は条件がそろったときのみ体験することができる究極の集中状態、『フロー体験』についてご紹介します。
フロー体験とは
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そもそもフロー体験とは一体どういう状態でしょう?
普段聞きなれないことばなので疑問に思われた人が多いと思うので、まずはフロー体験の概要部分について触れていきたいとおもいます。
極限状態
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では具体的にフロー体験とはどのような状態をさすのか?
フロー体験とは条件がそろった時のみ体験することのできる究極の集中状態で、目の前の作業に100%の集中をしている状態です。
ではどのようにすると100%のウィルパワーを目の前の作業に向けることができるのでしょう??
フロー状態になる条件
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ある学者の研究によると、フロー状態になるための条件は全部で8つあるといわれています。
その条件は以下の通りです。
- 自分にあった難易度の取り組みをする
- 取組対象をコントロールできている感覚がある
- フィードバックが直接的
- 集中を妨げる要素がない
- (明確なゴール設定ができている)
- (成功のみイメージする)
- (夢中になり自意識が消失する)
- (時間間隔の変容)
このように自分自信をフロー状態にするためのポイントはいくつもあり、自分で意識的にこの条件を網羅することは現代社会では困難を極めます。
今回はこの8つの中でもとくに重要視されている4つについてご紹介します。
ボク自身今からご紹介する項目を実践したところ、自分が今まで体験したことのない究極の集中状態=フロー体験をすることができました。
それではそれぞれの条件について細かく見てみましょう。
自分にあった難易度の取り組みをする
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みなさんは到底達成できないことや、簡単すぎる目標などを一生懸命取り組むことができますか?
おそらくできると答える人はごく少数ではないのでしょうか?
理由は以下の2つが大きく関係しています。
取り組んでいる内容が簡単すぎる場合
人は簡単に作業をこなすことができますが、目の前の作業が簡単すぎるあまり別のことを考えてしまいます。
これは目の前の作業に集中できていません。
取り組んでいる内容が難しすぎる場合
この場合は目の前の作業が自分では処理できないと判断してしまい、多くの人があきらめてしまいます。
仮に粘り強くあきらめなかったとしても、自分の限界を超えた難易度の取り組みは実行しても成功といえる成果を出すことはできません。
つまり自分にとってギリギリできるかどうかの難易度で取り組むことがポイントです。
自分に甘えず、でも限界を超えたことはしない、そんな難易度の課題をチョイスするよう心がけましょう。
対象をコントロールできている感覚がある
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みなさんでこのような発想になった方はいらっしゃいますか?
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対象をコントロールするということは、具体的にどういう状況でしょうか?
自分のペースで進められる
自分の好きなペースやリズムで対象に取組めると集中しやすいのです。
当たり前すぎて忘れがちなことですが、人は『○○しなさい』といわれるとしたくなったり、ノルマを決められたりなどやらされるとうまくいかないものですよね。
これは目の前の作業を自分でコントロールできないためそうなってしまいます。
つまりこういうことです。
- テンポよく会話をすることができた
- 自分のペースで本を読むことができた
- 自分のペースで走ることができた
- 勉強をしたいときにしたい分できた
このように自らが対象をコントロールする感覚が得られると、フロー体験をしやすくなります。
フィードバックが直接的
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自分の思い描いた通り結果が返ってくる、これはあなたを病みつきにします。
『こうなってほしいな、、』と考えながら実行してみた結果が、期待通りの結果でかえってくるとうれしいですよね?
そして何回も連続で期待通りの結果が続くと次の結果を求め、どんどん次の結果を得るため実行に移ります。
その間集中力は高まり続け、この好循環はあなたをフロー体験の領域まで誘うことができます。
- うまくいった
- 失敗した
- うれしい
- 悔しい
以上のような結果が直接自分で感じることができる、直接的フィードバックは集中力を高める為の大事な要素なのです。
※前回の『集中力をつけよう【2章】』にて、感情が集中力に及ぼす影響を紹介しました。まだ見てない方はチェックしてみてください。
集中を妨げる要素がない
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最後に8つの中でも最も重要な要素です。
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みなさんは集中するための環境にどれくらい配慮してますか?
集中できないのは自分自身の問題としか考えていない人は結構いますが実はそれは大きな間違いです。
あなたの作業を途中で中断してしまう要素は作業効率が悪くなってしまうだけでなく、あなたの集中力を奪います。
つまり作業を外的要因で中断した分だけ、フロー体験から遠ざかってしまうのです。
目の前の作業に没頭できる環境づくり、これがフロー体験に自分を誘う為の最も重要な手段なのです。
まとめ
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いかがでしたでしょうか?
今回は究極の集中状態である『フロー体験』についてご紹介しました。
フロー体験に関して、この記事で紹介した内容以外にも沢山の研究結果が出ていたり、本なども出版されています。
この記事を読んで少しでもご興味を持っていただけたら幸いです。
気になった方はぜひご自身でフロー体験の情報に触れて見てください。
最後までお読みいただきありがとうございます。