ゴードンジン
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今回は重厚なジェニパーベリーの香りを楽しむことができるゴードンジンの紹介です。
概要
ボタニカル
ゴードンジンのボタニカルについて調査をしてみましたが残念ながら、ゴードンジンのボタニカルは非公開のため情報がほとんどありませんでした。
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ただ調べていると少しだけ使われているボタニカルがわかりました。
使われていると言われいているボタニカルは下記の通りです。
- ジェニパーベリー
- コリアンダー
- 他数種
ジェニパーベリーに関してはジンと名乗るために使用必須なので使われているのは当たり前ですが、その他にコリアンダーも使われているようです。
ジェニパーベリーのこだわり
ゴードンジンといえば『重厚なジェニパーベリー感』が有名です。
そんな特徴を出すための材料であるジェニパーベリーですが、ゴードンジンでは厳選された高品質のジェニパーベリーの中から更に優良なものを上位5%のみが使用されているようです。
1769レシピ
先程ボタニカルが非公開とお伝えしましたがレシピも非公開で、1769年に蒸溜所が創業されてから当時のレシピを守り続けているといわれています。
そんなゴードンジンのレシピですが1769レシピと呼ばれていて、内容をしっている人物は世界で12人しかいません。
歴史
ゴードンジンは250年以上にも及ぶ長い歴史がある王道ジンといわれていて、今でも世界中の人々から愛されているお酒です。
長い歴史を持つゴードンジンですが、『ジントニックを誕生させたジン』といわれていて世界で初めて作られたジントニックはゴードンジンをつかったと言われています。(※諸説あり)
ジンの名前について
ゴードンジンの生みの親はアレクサンダー・ゴードンと呼ばれる人物で、1769年に蒸溜所を作りました。
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そんな時アレクサンダー・ゴードンは自慢のジンをみんなに安心して飲んでもらうため、ボトルに生産者である自分の名前をのせることでジン自体の品質を保証しました。
アレクサンダー・ゴードンのこの行動はゴードンジンを一気に人気の高いジンにしました。
この『ボトルに自分の名前を乗せる』ことは今の時代からすると普通ですが当時では珍しく、ゴードンジンが世界初みたいです。
ボトルデザインについて
ゴードンジンのボトルにあるラベル部分のにはジェニパーベリーとイノシシが描かれています。
ジェニパーベリーが描かれる理由はこだわり抜いたものを使用しているからだと思いますが、イノシシがいる理由はちょっと想像できないですよね。
イノシシが描かれた理由
ゴードン一族が狩りを楽しんでいるときにイノシシに襲われているスコットランド王を助けたことがもとになっていて、『勇気と決断力の象徴』という意味を込めイノシシをのせているようです。
ちなみゴードンジンは1925年には王室御用達のジンとしても認められています。
ゴードンジンアルコール度数
販売状況 | 価格 | |
---|---|---|
37.5% | 販売中 | 約1,000円 |
43% | 販売中 | 約1,400円 |
47.3% | 終売 | 約4,500円 |
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今回紹介しているアルコール度数は37.5%です!
受賞歴
ゴードンジンですが近年お酒に関する大会で数々の賞を受賞しています。
ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)
イギリスで開催される酒類の大会
- 2019年 銀賞
- 2020年 銀賞
- 2021年 銀賞
IWSC(インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション)
イギリスで開催される酒類の品質を競う大会
- 2017年 金賞
SFWSC(サンフランシスコワールドスピリッツコンペティション)
アメリカで開催される酒類の大会
- 2018年 金賞
商品ステータス
飲んでみた感想
テイスティングノートに関しては全て自分の感じたことをそのまま載せています!
何事もそうですが人によって感じ方が違うのは当然のことです。
参考程度で見て頂ければと思っています!
『読者の方でこんなテイスティングノートもあるよ!』みたいなものがありましたらお問い合わせフォームにてお知らせください!
香り
ジェニパーベリーの強い香り、薬草感
味
ジェニパーベリーの強い風味があるがまろやかな甘みがありマイルドな味わい
ドライジンにしてはやさしい味わいでドライではない
アフター
重厚なジェニパーべりーの余韻
おすすめの飲み方
ジントニック
ジン自体に重厚なジェニパーベリーの香りがあるので割負けすることなく、しっかりとジンの香りと味を楽しむことができます。
ライムを絞りいれなくても物足りなさがなく美味しく飲むことができます。
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歴史を知れば更においしくなるよ!
ジン・ライム
ジンがまろやかな味わいなので、度数が強くてもスイスイ飲めてしまいます。
作り方は下記通り!
- ロックグラスに氷を入れてステアしながらよく冷やす
- ジンを40ml注いで軽くステア
- ライム6分の1カットを1かけ絞り入れよくステア
- ステアし終わったらライムを取り出し再度新しいライムを入れて完成
ステアはかき混ぜることです!
はじめにグラスをよく冷やしておくと冷たくて美味しいジン・ライムを楽しむことができます。
溶けた氷の水はよくきるのもポイントです!
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途中ライムがほしいときに追加で絞ると味変できるよ!
まとめ
今回は1,000円台で変えてスーパーやコンビニでもよく見かけるゴードンジンの紹介でした。
個人的には歴史の長さとそのこだわりにはとてもびっくりしました!
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普段からやすいしおいしいなとは思っていましたが、その背景には製造側の歴史とこだわりがあるんだなと感じさらに美味しく感じられるようになりました。
やっぱりお酒は味や値段だけでなく歴史も大事なんですね!
価格も味もお試しや常備ボトルにはもってこいなので飲んだことがない方はお試しあれ!
コメント
香りから余韻までとにかくジェニパーベリーを感じることができるボトルです。
他のドライジンと比較してドライさは控えめでまろやかではありますが、重厚なジェニパーベリーの香りを楽しむことができます。
同じ価格帯の『ビフィーター』だとちょっと口当たり強いけど人が飲みたいって人にはぴったりだなと思います!